がん細胞ピンポイントでたたく「光免疫療法」手術困難な男性に実施 神戸大病院
近赤外光を吸収する物質の化学反応を活用し、ピンポイントでがん細胞をたたく「光免疫療法」が、兵庫県内でも始まった。
県内の保険適用1例目は、神戸大病院(神戸市中央区)で実施された口腔(こうくう)がんの男性患者(73)=西宮市。再発を含め6回目の発症となり、手術は困難であるため、治療を諦めかけていた。
だが、照射から約3週間で約7割の腫瘍が壊死(えし)したといい、主治医は「縮小効果はあった。根治に向け治療を続ける」としている。
光免疫療法は、米国立衛生研究所(NIH)の小林久隆主任研究員(西宮市出身)が開発したがん治療法で、オバマ元大統領が2012年に一般教書演説で紹介した。
昨年9月、日本で新薬が薬事承認された。
(以下略、続きはソースでご確認下さい)
神戸新聞NEXT 2021/5/17 05:30
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202105/0014333731.shtml
引用元: ・【がん医療】がん細胞ピンポイントでたたく「光免疫療法」手術困難な男性に実施 神戸大病院 [すらいむ★]
大本命
人の思考は光より早く届く
ガン発生が何らかの意思によるものなら
それを叩くのが一番ですね
正常な細胞は壊死せんの?
がん細胞にのみ集まる近赤外光誘導物質を事前投与しておき、
近赤外光を照射すると、光エネルギーが
がん細胞にのみにエネルギーを放出し、死滅させる。
従って、正常細胞にはダメージを与えない。
将来は照明の光でがん治療でしょ
どこでも光免疫療法だぜ
>>9
この記事だけだと、残っている腫瘍組織が
がん細胞なのか、それともがん細胞が残ってなくて
残りの通常の細胞によるしこりなのかは
分らないね
放射線治療のコータック治療(オキシドールを腫瘍内に留めるようにヒアルロン酸と混ぜて
注入してから放射線を当てるもの)だと、腫瘍内のがん細胞が不活性になった後も
繊維状のしこりだけ残る場合がある、と開発者は言っているが
光免疫療法の場合にはどうなんだろうね?
73歳なら新陳代謝かなり落ちてるから、癌の進み方おそいんじゃね?
素人だからしらんけど
若いから早いとか年寄りだから遅いなんてのはゲノム解析が進んだ現代医学ではただの都市伝説でしかないよ
ええー、そうなん?
樹木希林とかだいぶ生きてたな
俺のじいちゃんももう年寄りだから手術しなかったけどだいぶ生きてた
>>34
>樹木希林とかだいぶ生きてたな
お金のある女優さんなので4次元放射線療法
つまり四方八方から照射する方法を行っていた
身体の寿命はのびてものうみそこわれちゃったらしあわせぢゃあない
老人は死んでこそ 老人の延命は必要ない
お前は最後まで生にしがみつくワイルドな漢だぜ
3週間で7割の組織が壊死
ソースを見たら4㎝×3㎝×2.5㎝の組織が残り3割になったという事で
各辺の長さで言えば67%が残ってるって事だなあ
その内側には「まだ」効いていない
あるいは、治療機関の3週間のうちにせっかくこれがガンだよと教えた
免疫細胞が死んでしまったか、どっちだろう
>>1に
>根治に向け治療を続ける
とあるけど、縮小したので普通の手術とかを行うって事かなあ?
この患者さんは2012年に頭頚部がんを発症して9年
これまで手術も化学療法も放射線治療も受けたが
手術だと頬に穴が貫通するほどになり、化学療法は複数種行ってもう効く薬が無く
放射線治療も当てられる限界回数を超えてしまい、
しかも手術だけだと5年生存率も十分低くなってしまったので
光免疫療法になったと
この治療法が間に合って幸いであった
【医学】拒絶反応起こさずがん攻撃 遺伝子改変iPS免疫細胞 京大 [すらいむ★] https://egg.5ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1621302273/
さてiPS免疫療法を使うか
光免疫療法を使うか
それとも上手くニッチ分けがあるか難しいところ
攻撃手段は多い方が有利だ
>>14
そう考えるべきだろうね
従来通り手術した方が良い場合もある
ところで今までは、手術して転移した部分すらも
とりあえず除去できたが抗がん剤で再発を防止!という時に
これまでは化学療法だったけど
ここが一部は光免疫療法になるのかなあ?
さっさと手術せずに、まず光免疫療法でがん細胞の特徴をヘルパーT細胞に教え込んでから
3週間して腫瘍が小さくなってから手術、
その後は光免疫療法の影響で全身の残存がん細胞を免疫細胞が叩いてくれる、など
そうじゃなくてさっさと手術しろよって患者が申し出て即腫瘍を除去したら
その後は従来通りに化学療法にしないと
ターゲットにすべきがん細胞がなくなってしまうね
>>12
光療法でも進んだ腫瘍の場合、一気に全ての癌細胞が死滅すると穴が開いてしまう。
内蔵だと穴が致命傷になることもあるし、腫瘍崩壊症候群もあるし。
丁度いいスピードで腫瘍を小さく出来るならベストだけど、さすがにそこまでには
至っていないだろうね。今後に期待だ。
>>18
>光療法でも進んだ腫瘍の場合、一気に全ての癌細胞が死滅すると穴が開いてしまう。
内蔵だと穴が致命傷になることもあるし、腫瘍崩壊症候群もあるし。
調べたら、がんが大きい血管に広がっている場合にはやっぱり危険とされているね
こういう時は手術したり、化学療法でも放射線治療でもやって
一度血管の腫瘍をなるだけ小さくしてからの方が良いか
ソースに2回目の照射をやるってかいてあるから効果でなくなるまで繰り返すんだろう
今の単剤の光免疫療法だとEGFRが発現していないがん細胞には効かないはずだけど
繰り返しができるのは光免疫療法のメリット
>>19
>今の単剤の光免疫療法だとEGFRが発現していないがん細胞には効かないはずだけど
繰り返しができる
がんって化学療法で1つの薬剤に耐えるがん細胞が再発するのを繰り返すと
体内に複数特徴のがん細胞が混在する状態になるからなあ
あるものはPD-L1が発現しているとかこちらはCTLA-4があるとかEGFRがあるとか
それだと、この腫瘍内にそれらが複数成長してる場合もあるわけで
その時は最初の分子標的薬を使い終わったら次に別種の分子標的薬を使う、
というのを数回繰り返さないと全てを叩くことができないですかね
パズルタイプのもぐら叩きという感じになってきた
只でさえ何種類もの副作用各種に対症療法をやらないといけないのに
更に今回は化学療法ではないけど、化学療法だと複数の抗がん剤を同時に使うと効かないとか
体調を極めて悪化させるなんてのもあるみたいで
判断が難しい
>>19
>繰り返しができるのは光免疫療法のメリット
抗ガン剤だって繰り返し何度も打てるのに、お前馬鹿だろ
どっちも、繰り返すと効きが悪くなるのも同じだしな
>>29
>どっちも、繰り返すと効きが悪くなるのも同じだしな
化学療法だと1~2年で耐性のあるがん細胞が出来てしまうというが
光免疫療法についてはどうだろうね?
もし免疫療法としても機能しているなら、一度免疫細胞が表面に提示されている抗原に関わらず
細胞の中身を見てくれるなら、全身に散らばったがん細胞をどんどん攻撃する筈だよなあ
光免疫療法は
・提示された抗原に特異的な分子標的薬+その標的薬にくっ付いた、光を当てると膨れる物質
をまず投与し、それから光を当てて細胞を少し割いておくと
それを免疫細胞が覚えて攻撃してくれる、という仕組みだったか
でもそれをすり抜ける奴が出来るのかどうか?
>>31
>免疫細胞が覚えて攻撃してくれる、という仕組みだったか
>でもそれをすり抜ける奴が出来るのかどうか?
現時点で手術などを行って更に化学療法も行ったのに
がん細胞が再発するとしたら
小さい細胞塊に化学療法を行って、殆ど死滅したが一部に突然変異で
薬剤耐性のあるのができて、それが成長する、という事になる
そしたらまた別の抗がん剤を使う事になる
分子標的薬だとしたら、標的となる分子を(殆ど)持たないタイプのがん細胞が
出来てそれが増える、という状況になる
光免疫療法だと
これと同じように、光免疫療法でアキャルックスに細胞膜を引き裂かれたがん細胞は
特定の標的分子を持つとして、それと違う分子の奴が出て来たらダメ?とも思いたいが、
「免疫細胞ががん細胞の細胞膜でなく細胞質そのものを見るようになる」(非常に抽象的だ)
のだとしたら、表面の標的分子が多少変わっていても本質はお前あの引き裂かれまくった
がん細胞の一味だろってバレやすく、根治するのではとも期待したくなる
しかし、だ
中身の細胞質まで微妙に違ってて、アキャルックスにも取りつかれてないし
免疫細胞にもバレないようなタイプのがん細胞ができるとしたら?
今は表面の標的分子がホットな話題だが、将来は細胞質のタイプまで考えて
がん治療が行われる、なんて事になるかも知れん
オラパリブなんかは細胞質内のアポトーシス制御を
活用してる医薬品だしいろんな癌種で期待されてるよね
維持療法だけど膵癌にも使えるようになったし
なかなかうまいところに目をつけたなって感じで
後続はあまりないけど…
ついに来たか。
三木谷の悲願が叶いつつあるな。
親父さんのすい臓がんには間に合わなかったが、多くの人が救われるといいね。
これを緊急承認したのは安倍た。唯一の功績と言える。
生き残れよ
光免疫療法とiPS免疫療法の組み合わせ、か
ステージ1~3までなら多くの場合で手術必須
この場合は手術前に光免疫療法をとりあえずは行い
ある程度効果を確認してから更に残存した腫瘍を取り除く
これまでならステージ2~3までなら化学療法を行ったが
光免疫療法を行っているのでほとんどの場合大丈夫
だが、もし残存した腫瘍内に最初の光免疫療法で
効かないタイプの細胞があるなら、相応の化学療法を
半年間とか行う必要がある
ステージ4だと広がり方がまともなら光免疫療法でも大丈夫だろうが
広がり方によっては下手な手術もできない
ステージ4で太い血管周りに広がっていると光免疫療法も危険
こういう時には化学療法で腫瘍を小さくしてから光免疫療法
それゆえ各種抗がん剤は今後も必須となる
あるいは、多分相当金が掛かりそうだけどこういう時こそ
iPS免疫療法で、適切な数の免疫細胞を送り込んで
穏やかに効く程度の細胞性免疫を作用させて、血管を破壊しない
(あるいはがん組織を徐々に失っても出血多量にならない程度に
再生が進む)ような数のキラーT細胞やNK細胞を投入する
こんな感じか
ヘルパーT細胞にこれが伝わっちゃうと巨大腫瘍を一斉攻撃して危険になるからなあ
従来の放射線治療や陽子線治療や重粒子線治療も大変ありがたいものだ
どっかの漫画かアニメで「放射線を1つの主要に多数方向から当てて患部で一番強くなるようにする」
とかいうアイディアが掲載された?とか聞いている
そしてそれっぽいものは実現されていて、挙句「消化管などは生きている時は動くのでこの方法は
照準を合わせられず使えない。使えるとしたら骨とか皮膚に出来たもので動きのないものだけ」
との事
それでもそれが実現されているだけでも素晴らしい
骨のがんは患者への負担も大きい
また陽子線とか重粒子線だと治療にかかる金額が凄い事になってしまう
それでBNCTとかでホウ素化合物+PVAを使うとか
コータック治療で過酸化水素水+ヒアルロン酸などだと
従来の放射線治療でも大きな効果を上げられ、特に陽子線治療でも投げだしていたような
直径15㎝以上のがんですら治療できた、との事
大きながんだとがん組織は急激に成長するため奥深くが酸欠状態で
この時は放射能の効きが悪い
だからこそ酸素が多い事で放射能を全体に効かせられる
現在、BNCTはこれも頭頚部がんで他に治療法が無いものに対して保険適用されているが
コータック治療はまだである
治験もCovid-19の流行のためなかなか進まない
人によってはがんが相当大きくなるまで来院しない事もあり、その時に光免疫療法でもiPS免疫療法でも
とても無理だって事になるだろうから、この場合はBNCTでもコータックでも選択できるとありがたいわけだ
>>24に放射線を一点に集中させたら!とあるが
柔らかい内臓などは動いてしまうので、
ターゲットの動きに合わせて照射するので
時間も含めて四次元との事
CTで断層画面を随時出力しながら臓器の動きに合わせて照射する凄い装置である
AIを使ったら更に精度が上がりそうだなあと思ったら
それもどんどん進められている
精度は1㎜程度
がん腫瘍内では酸欠であるせいか乳酸が出来やすいのか
pHが下がりやすい
またがん組織に血液を送る血管は急ごしらえのため細胞間の隙間も大きい
ここを通過してがん組織に入った時だけ効果を発揮する薬剤を作れないか
という方法で開発されたのが、P-THPという抗がん剤
昔からある抗がん剤にポリマーを付けて分子を適度な大きさにして、
他の組織では副作用を起こさず
がん組織にある血管の隙間を通って低pHの環境に置かれた時だけ抗がん剤を離す
これなら副作用を抑えた状態で長期にわたり使用できる、というもの
ただし残存したがん細胞を全て叩くことはできない
あくまでもがん細胞と共存するのが原則で
がん組織として血管を伴って成長したものだけを叩くことになる
それでも、化学療法にしか頼れない人にとっては有難いのである
光免疫療法についてこんな意見を見た
確かに凄いけど、これだけでガンで死ぬ人がいなくなる訳がないぞ
何故なら人間は極めて高齢になると免疫が物凄く弱くなって
肝心の免疫細胞そのものが殆ど無くなるんだぞ!
と
そうなったらiPS免疫細胞の出番かねえ
若いから早いというのはミスリーディングを誘発するので適切ではないと思うけど
ゲノム解析が進んだと言ってもまだ治療標的として確立してる分子は多くはないし
パネル検査でC-CATに登録して知見をふやしていこうとしている段階だよ
頭頸部癌であればすでに承認されてるので
その他条件を満たせば受けられる
その他条件というのは放射線治療とか標準治療が効かなくなったとか
適応できなくなったとかそういう条件で保険とかではないので念のため
>>41
乳がんには化学療法だが、トラスツズマブ デルクステカン(エンハーツ)という薬が承認された
これまでの薬の中でも効果がなくなるまでの期間が長くて奏効率も非常に高い
副作用もそれなりにあるが延命は十分に出来る
これが他のがんにも先にどんどん保険適用されてから、もっと時間の掛かる
光免疫療法が保険適用されて行った方が良いかもな
>>1
これって保険適用になっていたんだ
ずっと治験ばっかりで消えてしまったと思ってた
内臓系には駄目なんですかね
>>44
消化管に出来ているがんにこれを行うと
がんの広がり具合次第では消化管に穴が開いて危険なことがあるのではないか、
とされている
腹腔内が汚染されたら危険である
一度消化管に出来た後で手術したが、他の組織に転移したものなら
それが大きな血管に広がっていないなら多分安全だが
そのような治験はまだ行われていない
だが光免疫療法で使われている薬剤のアキャルックスの抗体部分は
セツキシマブが使われているが、これは単独では既に大腸がんで効果を出しているものである
またヌードマウス(免疫の弱いマウス)で光免疫療法を実験した時には
まさに大腸がんの細胞を使ったのである
消化管などの手術が終わっていて、転移があったとしても大きな血管に広がっていないなら
安全ではと期待したいが、治験には時間が掛かるのではと懸念される
また膵臓がんに光免疫療法と放射免疫療法と化学療法を折衷して治療する方法について
科研費がついていて、これは成功裏に終了しているので期待される
放射免疫療法は光免疫療法とは原理が随分違う
放射免疫療法での免疫というのは
抗体を使うという意味だけで、その抗体が
がん表面の標的分子に結合するって意味だ
そして結合した時だけβ線が出て距離11㎜だけ照射すると
これは今までは悪性リンパ腫の一部にのみ使われていたが
いきなり膵臓がんにつかうのか
光免疫療法の本命の手法は
制御性T細胞のうちがん細胞付近で
誤ってガードしてる奴だけを破壊するというものだが
これを批判してる人が少なくない
そんな事したら、全身の制御性T細胞が全滅してしまうぞ!など
制御性T細胞はキラーT細胞やNK細胞による
がん細胞への攻撃を抑制する作用がある
従って
1. 制御性T細胞に特異的な抗体に光化学反応を起こす物質が結合した物質を作る
2. これを投与する。全身の制御性T細胞にとりあえずくっ付く
3. 腫瘍に光を当てる。制御性T細胞ががん組織を守っているが、
「がん組織の周辺の制御性T細胞のみ」次々と壊れる
4. するとキラーT細胞やNK細胞ががん組織を一斉に攻撃し、これが悪いものだと十分に認識する
5. 一度がん細胞と組織を攻撃する事を覚えたキラーT細胞などは、全身でそのがん細胞と同じ抗原を持つ
細胞を攻撃するようになる
というのが、光免疫療法の本命の手法なのだという
これについて、制御性T細胞の中身を抗原として覚えてしまう懸念は無いのか?
と多くの人が言っているのだが、開発者の小林先生は大丈夫だというのだが
どうなんだろうね?
それソースある?なんか思ってた作用機序と違うわ
>>51
https://www.ibm.com/blogs/think/jp-ja/mugendai-8462-interview-nci-cancer-treatments-follow-up/
このページで
制御性T細胞をたたく方法
を検索すると出て来る
でも最近はその話があまり出なくなった?
初回の投射では表面のがん細胞だけやっつけたんだろう
腫瘍が相当大きいから、内部のやつに効かせるには
再度投射してみる必要がある。
これで腫瘍が縮小すれば、複数回照射がいるようになることがわかるはず
効果が出てほしいものだ
この患者さんの免疫細胞数が少ないのかなあ
上手く行けば一度でも免疫細胞ががん細胞の中身を抗原として認識すると
どんどん攻撃するようになる、って事になってるんだよなあ
壊死はすぐ成果でそうですが、免疫はそんなにすぐ成果でなさそうですよ。
保険適用とは朗報。
うまく一度完治できたとしても、その後は定期的な検査が必要になるね
線虫を使って初期のがんを検出するのもある