重力相互作用の影響を“巻き戻す”ことで「宇宙の大規模構造」の起源に迫る手法を検証
統計数理研究所/国立天文台の白崎正人氏らの国際研究グループは、「宇宙の大規模構造」がどのように形成されたのかを調べるために、構造の進化を巻き戻して宇宙初期の状態に近づける手法を検証した結果を発表しました。
今回開発された手法により、観測時間が大幅に短縮されることが期待されています。
この宇宙には何千億もの恒星が集まってできた銀河が数多く存在していますが、銀河は無秩序に分布しているのではなく、泡のような構造を形作っていることが知られています。
銀河の集まりが作り出す構造は「宇宙の大規模構造」と呼ばれていて、発表によるとその典型的なサイズは1億光年ほどに及ぶといいます。
巨大な宇宙の大規模構造、その起源を説明する有力な仮説とされているのが、宇宙初期に加速的な膨張が起きたとする「インフレーション理論」です。
インフレーション理論では、宇宙の加速的な膨張によってミクロな密度のゆらぎが生じたとされています。
このゆらぎの密度の高い部分が種となり、重力によって周囲の物質を集めることで次第に成長して銀河が形成され、やがて宇宙の大規模構造が出来上がったと考えられています。
(以下略、続きはソースでご確認下さい)
sorae 2021-02-17
https://sorae.info/astronomy/20210217-large-scale-structure.html
引用元: ・【天文】重力相互作用の影響を“巻き戻す”ことで「宇宙の大規模構造」の起源に迫る手法を検証 [すらいむ★]
>>1
>シミュレーションによって作成された仮想の銀河の分布データに対して再構築法を適用し、
>近似的に得られた銀河の分布をシミュレーション前の初期状態の銀河の分布と比較したところ、
>どの初期状態でもとてもよく似た統計的性質が得られたといいます。
そりゃそうだろう
どのような個体も大人になればぜんぜんに異なるが、
その成長曲線には環境因子との相互作用によるなんらかの共通した収束性が構築できる(少なくとも期待できる)
それを元にそれぞれにおいて仮想的に比較すれば、
どんな大人だって子供の頃の初期状態では似たような統計的性質が抽出されるはず
天文学だと普通にこなそうとしてそうで異次元だな
>>3
新生児の限られた期間しか共通性無いだろうけどな
素晴らしい
インフレーション理論と、それと切り離せないダークエネルギーが
シミュレーション可能になった
惜しいのは、ダークマターもシミュレーションに入れているのかが不明
シミュレーションにくれてやるデータが1/10でも、既存手法と同じ精度が出せるというのも素晴らしい
私見だが、研究者は速度を10倍にしたいらしいが、精度を10倍にするほうがよいと思う
発散しそうで面白そう
自分が回転すると
宇宙も回転するよ
宇宙の重心の並進移動の速度はどれだけでしょうか?
というような疑問は意味があるのかどうか。
何しろ、同じ時刻という概念も宇宙全体でうまく
定義ができるのかどうかも怪しい気がする。
端っこはモヤってて解明にBB関係ないのかもしんないけど
ダークマターが絡んでおり結局分かりませんでしただろ
宇宙系はここ25年以上いつもこれだ