都市大、常温・常圧・触媒なしで窒化鉄と炭酸水からアンモニア合成に成功
著者:波留久泉
東京都市大学(都市大)は6月21日、水素を使わずに、窒化鉄と炭酸水のみを用いる、常温・常圧での低環境負荷なアンモニア合成技術を考案したと発表した。
同成果は、都市大 理工学部 応用化学科の江場宏美准教授らの研究チームによるもの。
詳細は、水素エネルギー専門誌「International Journal of Hydrogen Energy」に掲載された。
(以下略、続きはソースでご確認下さい)
マイナビニュース 2021/06/22 16:44
https://news.mynavi.jp/article/20210622-1908409/
引用元: ・【化学】都市大、常温・常圧・触媒なしで窒化鉄と炭酸水からアンモニア合成に成功 [すらいむ★]
なんか怪しい
実は・・・・・・・
いわゆる錆びない鉄パンに使われてるから珍しい物質ではないよ
塩分で孔食するらしいから俺は買わないけど
ソース見た。
>炭酸水(CO2+H2O)を利用することにより、
H2CO3(炭酸)でなく、ハイボールに入れる方の「タンサン」なの?…
>>7
そもそもH2CO3自体が二酸化炭素を水に溶かした時に二酸化炭素の一部と水が反応して
少量だけ生成する化学種だよ
なので炭酸水はH2CO3というよりはCO2 + H2Oの方が実態に近い
普通はH2CO3だけを単独で取り出して安定に存在させることはできない
極端な条件で単離に成功したって報告はあるみたいだけど
実用化できるなら、それこそノーベル賞並の発見
>>9
プレスリリースには最後にこの発見での良くなることや将来性などを盛りまくるのが恒例だが
>実用化にあたっては、窒化鉄の入手経路やコストなど産業界の状況を確認していく必要があります。
とか書いてあるってことは実用化なんて全然考えてないっぽいな
ハーバー・ボッシュ法の大きな利点の1つに最終反応でゴミが(理論上)出ない点があるんだが
この反応では炭酸鉄が残っちゃうのよね
逆に言うと、このあたりがうまく行くなら実用化が期待できるわけか
どうだろう、そもそも水素自体の効率が悪いのにそれをさらにアンモニアにするとさらに効率落ちそうだからねぇ
電気→アンモニア→電気の効率がわからないと何とも言えない
あとアモンニアは劇物で危険っていうデメリットもある
アンモニアの画期的な合成法って、1年に1回は見るよね。
ハーバー=ボッシュ法が偉大すぎるんだろうな。
画期的方法での工場ができるには発見から最低でも5年はかかる、普通に10年後
窒化アルミニウムに水を加えるだけで、アンモニアは生成するよ。
後に残るのは水酸化アルミニウム。
窒化アルミニウムを作るには、たとえばアルミ粉を窒素雰囲気中で加熱すればOK。
どこにも高圧は要らない。
廃棄物である水酸化アルミニウムをどうするか、還元してまたアルミニウム金属に
するのか、という点に難があるのは窒化鉄も同じだろう。
炭酸という酸はない。純粋な塩酸が無いように。
あるのは炭酸ガスCO2と塩化水素ガスHCl.
それらの水溶液を炭酸水、塩酸と称しているだけ。
フッ酸もフッ化水素学の水溶液だ。
その一方で硫酸(H2SO4)や硝酸(HNO3)はありまーす。
いや炭酸自体は存在するしH2CO3という物質として単離も報告されているぞ
一方で亜硫酸H2SO3や水酸化アンモニウムNH4OHといった物質に関しては
そのような化学種は存在しないとされている
ダメじゃん
そういえば鉄製品の表面処理の窒化加工(さび止めや硬化など)に
アンモニアガスを使うよな。