「天国の木」という名の侵略的外来種 菌は駆除のカギとなるか
■中国原産で成長が早く、有害な外来種昆虫の宿にもなっている困ったニワウルシ
欧州で「天国の木(tree of heaven)」という名で知られるニワウルシ(Ailanthus anltissima)。
葉軸の左右に羽状に葉を茂らせる中国原産の落葉樹で、樹皮は薄い灰色、赤や黄色に色づく種は夕焼けを思わせる。その名の通り美しい木だ。
ところが一方で、「地獄の木」というニックネームもあり、1年で90センチ伸び、毎年飛散する1本あたり数十万個の種や「吸枝」(地下茎から生える枝)を介して増殖する。
「侵略力」は強大だ。
ニワウルシは葉をうっそうと茂らせ、土壌に化学物質を排出して在来種を駆逐し、花が咲けば悪臭を放つ。
天敵がいないばかりか、シタベニハゴロモなど有害な外来種の昆虫の避難所にもなっている。
ニワウルシが米国に持ち込まれたのは、今から240年ほど前。
園芸家たちが、緑陰樹や植物標本としてニワウルシを持ちこんだ。
現在では6つの州を除く全米に広がり、南極以外のすべての大陸に定着している。
米大陸で最強の侵略的外来種とも言えるニワウルシ。
だが、この木に反撃できるかもしれない。
それが、ニワウルシを枯死させる菌の存在だ。
近年、研究者が取り出すことに成功したVerticillium nonalfalfaeという菌は、米ペンシルベニア州、バージニア州、オハイオ州に生息するとみられている。
(以下略、続きはソースでご確認下さい)
ナショナル ジオグラフィック日本版 3/12(金) 9:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/79eea47660e37850d80b56f947b7f2a2b1258403
引用元: ・【海外】「天国の木」という名の侵略的外来種 菌は駆除のカギとなるか [すらいむ★]
ワルナスビ並みにメンドクサいなこれ
排気ガスなど大気汚染に強い点が買われて都市の街路樹に使われてるのに
侵略的外来種扱いはヒドいんじゃね?
ニワウルシか
空き地はこればっかりになる
天国の木と言われるのは同属別種で熱帯のモルッカシンジュという木だな
この仲間はヨナグニサンの幼虫の餌になる
ヨナグニサンの繭は絹糸が一応取れるが太くて評価が低い