【環境／基地問題】沖縄のジュゴン「2019年に絶滅した」防衛省有識者会議委員らが論文投稿　＝環境団体は疑問と懸念＝

「沖縄のジュゴン絶滅」論文投稿
防衛省有識者会議の委員ら

沖縄県名護市辺野古の米軍基地建設で環境対策を助言する防衛省有識者会議の一部の委員らが、沖縄のジュゴンが「2019年に絶滅した」と記した論文を英科学誌に投稿したことが27日、分かった。

ジュゴンの痕跡を確認したとする環境省の最新調査結果などと食い違う内容。
環境団体は論文への疑問に加え、有識者会議でジュゴンへの工事の影響や保全策を検討する際に、適切な議論がなされるのかどうか懸念を示している。

論文は国内研究者5人のグループが投稿した。
筆頭著者の茅根創・東京大教授ら3人は、防衛省沖縄防衛局が設置し、環境保全策の科学的助言をする環境監視等委員会の委員を務める。

共同通信　2021/5/28 02:00 (JST)5/28 02:17 (JST)updated
https://this.kiji.is/770693427546177536

沖縄のジュゴンは沖縄の漁民から害獣とし扱われていて
生息数が激減させたのが原因ですよ。

工事は関係ない。

沖縄のジュゴン個体群は、元々はフィリピン近海から台風などで流れ着いて定着したもの

漁民の乱獲で激減して、八重山諸島では先行して絶滅
沖縄本島近海でも、両親とその子の合わせて3頭だけと、個体群の存続はもう詰んだ状態だった

ちなみにジュゴンは沖縄本島をグルリと1周するほど行動範囲が広いので、
辺野古の開発が悪影響を与える可能性はあるけど、
同様に泡瀬干潟の埋め立てや那覇空港の埋め立てなど、
沖縄本島沿岸の埋め立て事業は、全て等しく悪影響を与える可能性がある